- HOME
- フットケア
フットケアについて
フットケアでトラブルを解消して、快適な生活をおくりましょう。
診療において、視力の低下や、腰や膝の痛みのために上手に爪が切れない方、水虫で爪が厚くなりどうしたらよいか困っているなど、さまざまな症状で辛い思いをされている患者様を沢山拝見しています。
また糖尿病や糖尿病予備軍の方は長く高血糖の状態が続くと、血行障害や神経障害から、足の病変を合併します。初めは赤みや小さな水泡でも、あっという間に潰瘍になったり、厚いかさぶたやたこに見えるものでもその下に潰瘍を形成していたりと、気付いた時にはかなり進行している例が多く見られます。このような足病変の早期発見や予防にも、フットケアをおすすめしています。
当院で行っている治療
- 巻き爪
- 爪の水虫などにより厚くなった爪
- うおのめ
- たこ
- かさかさしたかかと
- 糖尿病の方の足病変の予防
※うおのめやたこは保険診療も可能ですので、一度診察して皮膚科医の診断を受けた上でご予約ください。
フットケアの流れ
足の診察 | |
フットバス | |
爪の整形・うおのめ、たこ、角質の除去 | |
トリートメント | |
フットケア指導 |
巻き爪マイスター®について
特徴
コイルばねに内蔵されている超弾性合金ワイヤが、巻き爪(過度にわん曲した爪)に対し、持続的に矯正効果を発揮します。なお、ワイヤをコイルで抱合している設計のため、安全性にも配慮されています。また、コイルばねの伸縮によって、比較的短時間で処置が済みます。低侵襲の医療機器ですので、通常であれば、装着時に麻酔をする必要はありません。
装着の適応となる患者さん
装着前に爪幅を測定します。爪幅が、14mm~25mmを目安に、適応したサイズを装着します。サイズを大きく外れる患者さんには装着できない可能性がありますので、予めご了承ください。また、爪の状態によっては装着いただけない可能性がございます。
(例:あまりにも爪を短く切られている方(深爪の方)、爪がもろい方、爪周囲に炎症を伴う方、爪の厚さが薄い方、ホチキス型(側縁近くで急に折れ曲がった巻き爪)の方など)
交換時期
特にありませんが、装着期間としては2週間~数ヶ月を想定しています。爪が伸びてきたら、むやみに触らず、装着したまま医療機関を受診してください。留置性に問題がなければ、巻き爪マイスター®を爪の根元側にスライドさせて、引き続き装着いただけます。
日常生活の注意点
- 巻き爪マイスター®が装着された爪の表面を医療用のテープなどで保護することをおすすめします(テープは衛生面を考慮し、入浴時などに取り換えてください)
- 装着したまま入浴いただいて構いませんが、巻き爪マイスター®が外れないよう石鹸などでやさしく洗浄し、入浴後はよく乾かして清潔を保つようにしてください
- 爪に大きな負荷がかかるスポ―ツ(水泳、サッカーなど)は出来る限り控えてください。巻き爪マイスター®が外れる可能性があります(外れてしまった場合、ご自身で装着しようとはせず、再度、医療機関を受診してください)